【 medica(メディカ)】とは限られた時間、限られた情報で状況を判断し、速やかに搬送、治療を開始しなければなりません。
救急車が現場に到着して、傷病者から必要な情報を聞き取り、最適な治療が受けられる医療施設へ、一刻も早く搬送、情報伝達することが救急医療にとって、高い重要性を持ちます。
しかし、救急現場においては傷病者から基本的な状況確認はもとより、日頃服用している薬や病歴、緊急連絡先などを正確に聞き取りするのは非常に困難であり時間が必要です。
そこで、患者情報を救急隊員や医師に対し、いち早く知らせるために作られたのが、救急医療用情報カード【 medica(メディカ)】です。
medicaには、救急医療に必要な患者情報、および医療情報を、ICカードに情報を書き込み、救急車に搭載される専用端末で情報を読み込みます。
救急搬送時の情報収集が困難な背景
救急搬送における
高齢者の割合
高齢者における
認知症の割合
救急医療に必要な情報
緊急時には、医師および救急隊員の持っている端末で
直ちにその情報を読取ることができ、救急医療がスムーズに開始されます。
※ medicaは専用の端末以外では読めない様々な安全処置を講じられています。
メディカには緊急時に必要な情報が書き込まれています。
| ID番号 | 氏 名 | 生年月日 |
| 血液型 | 性 別 | 住 所 |
| 電話番号 | 家族連絡先 | ...etc |
| アレルギーの有無 | 薬物治療の有無 | 現病歴・治療歴 |
|---|
過去に受けた医療から得られる情報の中でも、特に項目は、救急医療の現場では得ることが難しいとされています。
medicaの実績
岐阜県と愛知県では2009年より運用し、約20,000枚(2016年4月現在)を発行
平成26年度156件の活用実績(岐阜県のみ)
岐阜県下全ての救急車にmedica読み取り端末搭載